柄にもなく

今日は嫁と美術館に出かける約束をしています。徳島県鳴門市の大塚美術館です。紀元前から現代までの絵画が陶板で再現されています。それも実寸です。という知識だけで出かけることになっていました。

で、夜明けとともに罠巡回です。あまり気配がありません。と言って巡回をさぼるわけにはゆきません。罠師の義務ですから。などと思いながら、掛かっていたら出発が遅れるなとか、こんな日に限ってと少し不安になります。果たして、4基目のククリにかわいい奴が掛かっています。処理の打ち合わせ行きますが、ウリのお兄さん程度と思ったので皆さん気合が入りません。

しかし、速やかに集合してくれ、僕は念のためにテッポ担いでゆきます。と、意外に大物(ウリに比べ)です。30㌔ほどありそうです。これならテッポで片を付けるほうが手っ取り早いです。横を向いたタイミングで耳の下を打ち抜きます。斜面だったのでバックストップも完璧です。
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放血して解体場で内臓処理して嫁との約束を果たしに帰宅します。

で、猟服からジーパン、ジャッケトに着替え、美術館に移動です。さて、僕みたいな生臭い人間でも、いきなり大聖堂のフレスコ画で圧倒されます。紀元前から中世頃まではほとんど宗教画ですが、時代とともに作風が変わってきます。以降現代までの絵画を鑑賞しますが、とても一日では話になりません。暇を見つけてじっくりと攻略したいと思っています。今日は偵察程度です。
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それにしても入館者が多いです。駐車場には平日にもかかわらず県外ナンバーがびっしりでした。それと、陶板のレプリカなので写真撮影も自由で肩の凝らない美術館、本物志向の人にとっては邪道と思えるかもしれませんが、あの迫力は半端ではないですね。

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